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今日は食中毒について調べてみました。
家庭での食中毒予防
食中毒予防のポイント
食中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。普段、当たり前にしていることが、思わぬ食中毒を引き起こすことがあるのです。 家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず、重症化することもあります。
家庭での食事作りでの食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。
<食中毒予防の3原則 食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」>
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、
▶ 細菌を食べ物に「付けない」
▶ 食べ物に付着した細菌を「増やさない」
▶ 食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」と いう3つのことが原則となります。
お肉はよく焼いて食べよう
牛や豚などは、と畜場で解体処理する過程で腸内にいる腸管出血性大腸菌やサルモネラのような病原性の細菌がお肉や内臓に付着したり、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合があります。
このため、新鮮なものかどうかに関わらず、生や加熱不十分なものは重篤な食中毒が発生する危険性があります。
また、イノシシやシカなどの野生鳥獣(ジビエ)では、家畜のように飼養管理されていないことから、さらに生食することは危険です。 お肉やレバーなどの内臓は、よく加熱して食べましょう。
妊娠中、育児中のご自身の食事や赤ちゃんの食事に気をつけてください
食事の前はもちろん、調理中の生の肉・魚介類・卵をさわった後や、トイレに行ったりゴミ箱にさわったり、ペットにふれた後には、忘れずに手を洗いましょう。
できるだけ火を通したものを食べましょう
加熱加工用の二枚貝はよく加熱して食べましょう
加熱調理用の二枚貝については、内部にまで食中毒の原因となるA型肝炎ウイルスやノロウイルスが存在するおそれがあるため、中心部まで、十分に加熱する必要があります。特に、冷凍や殻付きの二枚貝については可食部の加熱が不十分となりやすいので注意しましょう。
また、加熱調理用の二枚貝から他の加熱せずに摂取する食材や調理済み食品への交差汚染を防ぐため、加熱用の二枚貝を触った後は、よく手を洗う必要があります。また、加熱前後で器具(ボール等)や食器を使い分けるか、又は、その都度、洗浄・殺菌して使用する必要があります。
これからの季節は特に注意しましょう。
お弁当もしっかり冷めてから蓋をしてください。