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今回は新たに導入した「ファイアーエムブレム 風花雪月」に付いて紹介します!
「ファイアーエムブレム 風花雪月」は、2019年に任天堂とインテリジェントシステムズが開発・発売したシミュレーションRPGです。この作品は、ファイアーエムブレムシリーズの16作目にあたり、シリーズの中でも特に物語の深さと戦略性に優れていると評されています。
ストーリーと舞台
物語の舞台は、フォドラと呼ばれる大陸です。この大陸には三つの勢力が存在し、それぞれが独自の文化と歴史を持ちながらも、微妙な緊張関係を保っています。
・アドラステア帝国
・ファーガス神聖王国
・レスター諸侯同盟
プレイヤーは、士官学校「ガルグ=マク大修道院」に新たに赴任した教師(主人公)として、生徒たちを指導し、戦争に巻き込まれていく運命を共にすることになります。冒険が進むにつれて、主人公は「士官学校編」と「戦争編」の二つの時間軸をまたいで物語を体験することになります。
士官学校編
物語の前半は士官学校での生活が中心で、生徒たちを教えながら軍事訓練を行います。ここでプレイヤーは三つの学級の中から一つを選び、その学級の生徒を指導します。
・黒鷲の学級(エーデルガルト)
・青獅子の学級(ディミトリ)
・金鹿の学級(クロード)
それぞれの学級には独自のキャラクターと背景があり、生徒たちと絆を深めることで、物語が展開していきます。また、士官学校では、授業や自由行動を通じて生徒の能力を伸ばしたり、好感度を高めることができます。
戦争編
物語の後半では、大陸が大きな戦争に突入し、プレイヤーが選んだ学級に応じて、各国の運命が分かれていきます。それぞれのルートで異なる物語が展開し、どの勢力に味方するか、または敵対するかによって、最終的な結末が大きく変わるため、何度も繰り返しプレイする価値があります。
戦闘システム
『風花雪月』の戦闘は、シリーズおなじみのターン制シミュレーションバトルです。プレイヤーはユニットを操作し、地形や敵の動きを考慮しながら戦略的に行動する必要があります。武器やクラス(職業)によって異なる特性やスキルを持つキャラクターを編成し、戦闘で勝利を目指します。
本作の特徴的なシステムには、「殿下の命令」や「計略」などがあります。特定のキャラクターが強力な指揮スキルを持ち、部隊全体に大きな影響を与える戦術が可能です。また、プレイヤーは戦闘中に「神脈」を使用して、過去のターンを巻き戻し、ミスを取り戻すことができます。
キャラクターと育成
『風花雪月』ではキャラクターの成長要素が非常に充実しています。生徒たちは授業を通じて能力値を伸ばし、武器や魔法、スキルを習得します。さらに、キャラクターごとの得意な武器やクラスが存在し、育て方によってユニークな戦闘スタイルを作り上げることができます。
また、生徒たちとの支援会話を通じて、キャラクター同士の関係が深まり、物語にさらなる感情的な深みが加わります。これにより、ただ戦うだけでなく、仲間たちとの絆やドラマを楽しむことができるのが大きな魅力です。
グラフィックと音楽
『風花雪月』は、シリーズで初めてフル3Dで展開されるため、キャラクターの表情や動きが細かく表現されています。また、戦場の雰囲気や大陸の美しい風景がリアルに描かれており、没入感のあるビジュアルが魅力です。
音楽も評価が高く、戦闘シーンでは緊張感を高める壮大なBGMが流れ、平和な学校生活の場面では心地よいメロディーが奏でられます。特に戦争編での音楽は、物語のドラマティックな展開をより引き立てます。
まとめ
「ファイアーエムブレム 風花雪月」は、戦略的なバトルシステムと感情的に響くキャラクターたちの成長物語を兼ね備えた作品です。プレイヤーの選択によって大きく変わるストーリー展開、深いキャラクター育成システム、そして美しいグラフィックと音楽が融合し、非常に完成度の高いゲーム体験を提供します。ファイアーエムブレムシリーズのファンはもちろん、戦略ゲームやキャラクターとの関係を重視するRPGが好きな人にとっても、ぜひ一度プレイしてほしいタイトルです。