こんにちは!支援員のたけもとです!
今回も散歩についてのブログになります! 私たちは毎日、さまざまな目的で歩いています。目的地へ向かうための**「移動」**。心身のリフレッシュのための**「散歩」**。 この「歩く」という日常的な行動について、日本の交通心理学の専門家が、インターネット調査を通じて**「人はなぜ、どう歩いているのか」**を詳細に分類・分析しました。 その研究結果から、あなたの「歩く」を分類し、その行動に影響を与える要因を読み解きます。 1. あなたの歩行はどのタイプ?6つの歩行目的分類 本研究では、502人の回答者から得られた37項目の歩行行動を分析し、以下の**6種類**のグループに分類しました。さらにこれらは、**「散歩」「実用的歩行」「ながら歩行」**の3つの主要カテゴリーに分けられます。 #### 🌳 【散歩】(レクレーション・目的が明確でない歩行) 1. **自然観照散歩**:見晴らしの良い道や、木々や草花、空に目を留めながら歩く、梅や桜を楽しむなど、自然を楽しむための散歩 。 2. **健康運動散歩**:ウォーキングで体を鍛える、習慣的に散歩に出かけるなど、健康や運動を目的とした散歩 [。 3. **物見遊山・町歩き**:旅行先で名所を巡る、町並みや店を歩いて見物・観察するなど、見学や調査を目的とした歩行 。 💼 【実用的歩行】(移動・用務を伴う歩行) 4. [cite_start]**私用目的歩行**:近所の病院、コンビニ、飲食店、駅、親戚の家など、家から近所までの移動を目的とした歩行。 5. [cite_start]**仕事・勉学歩行**:通勤・通学で駅やバス停から会社・学校まで歩く、仕事先から飲食店まで歩くなど、仕事や学校に関連する歩行 。
🤝 【準実用的・準散歩的歩行】 6. **ながら歩行**:歩きながら目的を達成する、あるいは歩行自体が目的を達成する手段となっている歩行。例として、施設などを案内する、物を配達する、**考えをまとめる**、神社仏閣を巡る、リハビリのために歩くなどが含まれます 。 — 2. **意外な結果!「歩き好き」と「居住地」が歩行頻度を左右する** この研究では、各歩行の頻度に影響を与える要因も分析されています。 **最も影響が大きい要因は「歩き好き」の自己評価でした。**特に3種類の「散歩」の頻度に大きく影響していました 。 **歩行頻度が一番多かったのは「実用的歩行」(私用目的歩行・仕事勉学歩行)**で、最も少なかったのは「ながら歩行」でした。 **居住地の影響**:東京、大阪など人口密度の高い**大都市圏**に住む人の方が、**すべての歩行タイプ**で歩行頻度が高いという結果が出ています。 **性差**:「自然観照散歩」を除く5種類の歩行で、**男性の方が女性よりも歩行頻度が多い**傾向が見られました 。
3. **「散歩度」が高い!真の散歩が持つ4つの特徴** さらに本研究では、**「散歩度(散歩らしさの程度)」**という新しい指標を使い、真の散歩とは何かを分析しています。 回答者に「散歩度(0%〜100%)」を記入してもらい分析した結果、散歩度が高い歩行には以下の特徴がありました 。 1. **年長者**であること 2. **同伴者**がいること 3. **目的地がない**こと 4. ルートが**遊歩道、川沿いの道、公園、神社**などを通っていること 5. 経路が**往復型ではない**こと 目的地がなく、自然や景色を楽しめる非往復型のルートを、誰かと共に歩く行為こそが、「散歩らしい散歩」だと裏付けられた形です。 — まとめ:都市計画やあなたの生活にも役立つ「歩行の心理学」 この研究は、私たちが何気なく行っている「歩く」という行為を、目的や心理的側面から細かく分類しました。この分類や影響要因の分析は、**都市計画における遊歩道や散歩空間の整備** 、さらには**健康増進のためのウォーキング施策**など、さまざまな政策や私たちのライフスタイルを見直すための重要なデータとなります 。 普段、車や電車に頼りがちな方も、たまには「散歩」を意識して、自然や街の魅力を発見してみてはいかがでしょうか。



