こんにちは!
ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん」です!
就労継続支援B型「やさしさまんてん」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます。
今回は新たに導入した「メタルギアソリッドV ファントムペイン」についてご紹介します!
『メタルギアソリッドV: ファントムペイン』は、アクションゲーム界の巨匠・小島秀夫氏が手掛けた「メタルギア」シリーズの集大成とも言える作品です。2015年に発売され、世界中で高い評価を受けた本作は、単なるステルスアクションゲームの枠を超えた深いテーマと革新的なゲームデザインで、プレイヤーに強烈な印象を残しました。
1. オープンワールドの革新
『ファントムペイン』は、シリーズ初となるオープンワールド形式を採用し、従来の「メタルギアソリッド」とは一線を画す自由度を提供しています。プレイヤーは、アフガニスタンやアフリカの広大なフィールドを自由に探索し、ミッションを多様な方法で遂行することができます。ステルスで敵を無力化するもよし、正面突破で力押しするもよし。環境や敵の行動パターンを観察し、自分だけの攻略法を見つけ出す楽しさがこのゲームの大きな魅力です。
また、昼夜のサイクルや天候の変化がリアルタイムで反映され、それがプレイヤーの行動に影響を与える点も革新的です。夜間にミッションを行えば敵の視界が狭くなり、雨天時には音をカモフラージュできるなど、環境を活用した戦略が可能です。これにより、ミッションごとに異なるアプローチを試すことで、リプレイ性が高く、何度でも楽しめるゲーム体験が提供されています。
2. 深遠なテーマとストーリー
本作の物語は、シリーズの核となる「ビッグボス」の復讐劇と、彼が築き上げる傭兵組織「ダイヤモンド・ドッグス」の成長を描いています。1984年、冷戦時代の裏側で繰り広げられる陰謀と戦争の影に焦点を当てており、核兵器の恐怖や人間の意識の操作といった、非常に重厚でシリアスなテーマを扱っています。
主人公のビッグボスは、自身が築いた組織がいかにして世界に影響を与えていくか、そして彼自身がどう変貌していくかという内面的な葛藤を抱えています。この「復讐」と「組織の成長」を軸にしたストーリーは、従来の「メタルギアソリッド」シリーズとは異なるトーンを持ち、プレイヤーに深い感情移入を促します。
また、ストーリーの語り口は非常に緻密で、メタルギアならではの「隠された真実」が徐々に明かされていく展開は、ファンを最後まで引き込む要素となっています。プレイヤーはビッグボスの選択とその結果がもたらす影響を目の当たりにし、道徳的な問いかけを受けることになります。
3. プレイスタイルの自由度
『ファントムペイン』では、プレイヤーの行動が世界に影響を与えるシステムが特徴です。ミッションで採用したプレイスタイルや敵兵士の処理方法によって、敵の対策が変わるなど、ダイナミックに状況が変化します。例えば、ステルスを多用して敵を眠らせ続けていると、次第に敵がヘルメットや防弾チョッキを着用するようになったり、日中の作戦を繰り返すと敵がサングラスや防弾シールドを用意するなど、AIの適応性が高く、常に新たなチャレンジが生まれます。
加えて、バディシステムの導入によって、仲間キャラクター(犬、馬、スナイパーなど)がプレイヤーをサポートします。それぞれのバディが異なる役割を持っており、ミッションの状況やプレイスタイルに合わせてバディを選択することが可能です。これにより、戦略性がさらに広がり、多様な戦術を試すことができます。